理学療法士と光線療法

理学療法士のお仕事は、アルバイトといえども通常の理学的治療行為を行うんですがその治療法のひとつに光線療法があります。光線療法は、太陽光線に含まれる紫外線、可視光線、赤外線などを患部などに照射することでその化学作用や物理的な作用を利用する施術法です。



光線療法での光線は、一般的には2本の炭素棒に高電圧を加えてアーク放電させることにより、太陽光線に似た光線を発生させます。炭素棒に添加する元素により、光線スペクトルが変わるため、患者の症状にあった元素を選び照射します。光線を照射することで、生理機能を整え、また鎮痛・消炎・解毒作用や皮膚の抵抗力の改善などの効果が期待されます。



光線療法の起源は、西洋医学発祥前より行われていた日光浴療法であり、紀元前460年代、現代医学の祖とされる「ヒポクラテス」によって西洋医学の医療の一端として多くの治療に応用されことが知られています。1800年代にはオーストリアのアーノルドリックリ−が日光浴場を創設するなど日光療法は近代的発展を遂げてきました。



そして、デンマーク生まれのニールズフィンゼン医師が、人工太陽灯(フィンゼン灯)を開発し、当時、不治の病と恐れられていた皮膚結核の治療にこれを応用し、著しい成果を上げることができ、その結果、1903年ノーベル医学生理学賞を受賞するにいたります。



日本での医療への導入は明治41年東大皮膚科医土肥慶蔵博士が最初ですが、後に明治政府の新薬、手術導入政策によって禁止されたため、民間によって開発が受け継がれることとなりました。



理学療法士の光線療法で使用される光線のひとつである赤外線の特徴は、高い透過力と温熱作用にあります。一般に赤外線は皮膚を通して体内の深部の約15cm近くにまで達するといわれ、そこで熱エネルギーに変わります。



つまり、赤外線にあたると、体内深部から身体を温めることが出来るのです。またこの熱エネルギーによって体温が上昇しますが、人間の身体には体温を一定に保とうとする機能が備わっています。そのため、赤外線を照射された部位に血液をどんどん送りこんでその部位の体温の上昇を防ごうとする現象が起こります。



赤外線を照射することで血行促進につながるとされるのはこのためです。光線療法を行う患部は、その部位の細胞がなんらかの損傷を受けています。ですから、患部の血行が数倍に促進されることで、患部の細胞を新しくするための栄養分が充分に送り込まれることで改善が早くなります。また、患部にたまった発痛物質も血液の流れによって、流されていくので痛みが軽減されるとされています。
タグ:理学療法士

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