理学療法士の業務中に患者に対して損害賠償事故を発生させてしまったとき、以前であれば、医師や施設に対してのみその責任を問うことが多かったために、病院賠償責任保険などで補償出来ていたんですが、このところ、増えているのが、理学療法士本人に対する賠償請求です。それも、医療事故の場合高額の請求になりがちです。そこで、日本理学療法士協会では、団体で理学療法士賠償責任保険に加入できるようにしています。団体加入の場合割引が受けられるので加入しやすくなるわけです。保険料は、年間、4千円のようです。
理学療法士賠償責任保険には初期対応費用というのがあります。これは、万一のときの人身事故で責任の所在が確定していなくとも、つまり、理学療法士の側に結果的に責任がなくても、例えば、お見舞いとして社会通念上妥当と思われる出費に対して支払われるものです。
また、理学療法士賠償責任保険には個人賠償責任保険が付帯しています。これは、理学療法士、本人だけではなく本人と同居している家族なども対象になります。いずれにしろ、理学療法士をお仕事にするときには考えておきたいもののひとつです。
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